医学

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数日前のNHK「あさイチ」で、”笑顔が戻る!注目の認知症ケア”という特集をやっていました。

その認知症ケア方法とは、『ユマニチュード』という方法です。

確か、フランスから伝わった方法だと思います。


認知症それ自体に関しては、最近の医学的研究で、原因となる「アミロイド-β」の発現メカニズムや抑制方法などが明らかになりつつあり、欧米の研究成果により数年後にはかなり治療効果が期待できる新薬も登場するようです。

一方で、認知症のケア方法については、患者の不安や苛立ち、暴言などを抑える効果があるとされる『ユマニチュード』が注目されつつあるようです。


現在日本でユマニチュードを広める活動をしているのが、番組に登場した、東京医療センター総合内科医長の本田美和子さんという方。

本田さんの監修の元、「あさイチ」では、その特長を紹介していました。


【特長】

1、患者を正面から見つめる
認知症患者の人は視野が狭くなっているそうで、向き合う時は顔の20センチ位まで近づき、患者の視線をつかんだら離さないようにし、目が合ったら2秒くらいで話しかけるようにします。目を見ながらケアします。


2、体に触れる(ケアする)時は、「つかむ」のではなく「支える」ようにする。
これは認知症患者さんの体へのアプローチ法ですが、認知症の人はケアされていることを忘れている場合があり、そういう時にいきなり腕など掴まれると驚いてしまいます。そこで、下から支えるように持つのがよいそうです。
その際は、触れる面積が大きくなるように接します。また、背中に手を当てる時は単に押したり離したりするのでなく、”手が背中に着陸し、離陸する”ようにするのがよいとか。これは何となく言わんとしていることが分かりますね。

手でも介護者の「あなたのことを大事にしているよ」という気持ちをアピールするということのようです。


3、話しかける時は、実況中継のように言葉をかけ続ける。
認知症の人は、何をしているか忘れてしまうことがあるからです。


以上が「ユマニチュードメソッド」の3つの重要なポイントですが、要は認知症の人にやさしくわかり易く接するということのようです。

番組では、病気での入院をキッカケに認知症が進んでしまった高齢女性のケースで、退院前にユマニチュードの介護方法を練習した家族を紹介しました。

その結果、3日後には体を動かす意欲も出て、立つ訓練も始められました。
立つことは生きる意欲や自信を取り戻すキッカケになるので、非常に重要なことなんだそうです。



現在、認知症介護で困難な状況にある人は、この「ユマニチュード」を試してみてはどうでしょうか?

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先日深夜のE-テレ「サイエンス・ゼロ」という番組で、”天然の治療薬、脂肪に潜むスーパー細胞”というものがあった。

人間の皮下脂肪の中に、『ASC細胞』という幹細胞があり、その優れた能力の研究・開発が進行中で、今後いろいろな病気の安全な治療に役立ちそうだ。


まず番組冒頭で紹介されたのが、乳がんの手術でできた乳房の大きな窪みの修復に『ASC細胞』が使われた例。

46歳の女性は乳がんの乳房温存手術を受けたが、術後には胸に大きな窪みが残ってしまい、精神的に大きなダメージを負ってしまった。

そこで、ASC細胞を使った臨床試験を行っている鳥取大学医学部付属病院の形成外科で、自分から取った脂肪細胞にASC細胞を培養して胸に注入する治療を受けた。

すると、2ヵ月後には手術をしていない方の乳房と同じ柔らかさになり、その後は痛みも違和感もなく、元の体に近い状態になって、身心ともに健康体になれた。


この『ASC細胞』は、血管新生因子を放出するので、胸の窪みに注入すると、血管を新しく作って酸素と栄養を確保し、体に定着する。従来のただ脂肪を注入する方法では、脂肪が消えてしまうことが多いので、上手くいかないことが多かった。

この乳房再建法は、現在安全性を確認中で、5年後の保険適用を目指しているそうだ。



『ASC細胞』は、他の組織の修復・回復させる作用もあり、名古屋大学医学部では、腹圧性尿失禁の治療に、尿道の周囲に注入して衰えた筋肉を回復させる治験を行い、11人に治療を行って8人が改善、1人が完治とよい成績を上げている。


さらに、『ASC細胞』は、全く別の細胞に変わる「幹細胞」としての能力も持っている。これは、「ips細胞」や「es細胞」と同じ能力だが、それらと違うのは人間の体内に自然の状態で存在し、これまでの実験で”癌化”の例がないほど安全性が高いこと。

現在までは、脂肪、骨、軟骨、筋肉、肝臓に分化することが確認されている。


また、さらに優れた特性として、自ら体内の損傷部位を探り出し、そこへ移動して修復物質のサイトカインを放出する能力があること。肝臓やすい臓などの治療に期待できるという。

アルツハイマー病に見られる脳内の沈着性のタンパク質「アミロイドβ」にも、それを分解する酵素を運ぶ作用も持っている。


脂肪の中にある『ASC細胞』は、そういった”天然の治療薬”として、他にも多くの病気(生活習慣病など)の治療に役立つと期待されており、近い将来は多くの病気で体に優しく効果の高い治療薬として登場しそうだ。



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先週の読売新聞の医療欄に胃腸病の連載特集があり、私は胃腸が弱いこともあり、興味深く読んでいた。

すると、3回目の連載に「過敏性腸症候群」の記載があり、読むと私の胃腸の不調の症状とよく似ていて、”私も過敏性腸症候群かもしれない”とハッとした。
(確か、安倍総理もそうだったと思ったが、あるいは「潰瘍性大腸炎」だったかな?)


過敏性腸症候群は、大腸の機能失調で便秘や下痢が続いたりする疾患だが、私の場合は下痢が主な症状。

この病気の背景には、ストレスが関わっている場合が多く、私も休日などリラックスできる時は胃腸は調子よく、ほとんど下痢はない。しかし、仕事など多少でも緊張状態が続く時は、軟便気味になり時々下痢もするようになる。

下痢は1,2回の排便で収まることがほとんど。

記事には過敏性腸症候群の診断基準も記載されていて、「過去3ヶ月以内に、月に3日以上、腹痛や腹部の不快感があり、排便で症状が軽くなる」というもので、私はほぼこれに該当する。


この下痢しやすい過敏性腸症候群については、2008年に新薬が登場していて、効果を上げいるようだ。新薬の名称は『ラモセトロン塩酸塩』(商品名は「イリボー錠」)という。

過敏性腸症候群の症状は、軽度のものから重度のものまで、人によりストレスの感受性の違いから、幅が広いと思うが、この新薬は特にストレスがかかる事(仕事など)の前日に症状を抑えるために服用するという風に、予防的な使い方もできるらしい。

これなら、心理的にも服用しやすい方法だし、また、毎日服用して症状が軽くなったらこういう方法に切り替えられるのかもしれない。

ただ不思議なことに、効果は男性だけに認められていて、女性には証明されていないらしい(従って、たぶん女性には保険適用がないかもしれない)。


普段、ストレスなどで下痢になりやすく日常生活に支障を感じている人(男性)は、過敏性腸症候群の可能性があり、新薬でよくなるかもしれないので、一度は診察を受ける方がよいだろう。

という私は、実は下痢には正露丸で対処しているんだが・・・。


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昨年末に東京の小学校で、給食を食べて即時型の食物アレルギー(アナフィラキシーショック)を起こし、児童が亡くなる事故があった。

これをキッカケに、学校など教育現場では食物アレルギーへの対応問題で混乱が出ているらしい。

この問題について、読売新聞の22日付けの「くらし欄」に記事があった。

アナフィラキシーショック」は症状の進行が早く、数時間どころか1時間以内に死に至る場合もあるだろう。そうした事態に備えて、ショック症状を一時的に和らげる自己注射薬の『エピペン』というものがあるらしく、緊急の場合は太ももに注射器を押し付けると薬が注射される構造になっている。

食物アレルギーの子供がいる学校などでは、この『エピペン』を常備し、子供にアナフィラキシーの発症が疑われる場合は教職員が注射するようにと、文科省や厚生労働省が働きかけているが、現場では消極的な対応も多いらしい。

注射器の使用に対して、医学の素人である教職員に抵抗や不安があるからのようだ。

しかし、『エピペン』の操作は簡単だし、命に関わる問題なのだから、研修など行い躊躇わずに使用できるように万一に備えるべきだ。

アナフィラキシーの症状は、あっという間に悪化することも多いので、”様子を見る”などのありがちな対応をすると命に関わる場合もある。場合によっては、初めてのアレルギー発作がアナフィラキシーショックとして劇症型で起こるケースもあるらしいから、油断はできない。

話は変わるが、アナフィラキシーは食べ物だけでなく、薬物や蜂の毒などでも起こる。

私の母(80歳)は昨年の暮れにインフルエンザのワクチン接種を受けたが、その数時間後くらいから鼻水が大量に出始め、やや気だるく風邪か花粉症のような感じになった。
インフルエンザの予防接種で副作用的な症状がでることがあるが、私の感覚ではアレルギーのように思えた。
体に花粉症の時に現れる経穴(ツボ)の反応があったから。

インフルエンザのワクチンは、場合によりアレルギーを起こすのかもしれない。

母の場合は、アナフィラキシーのような劇症タイプではなく、3,4日で徐々に鼻水も体調も元に戻った。

母は来年からは予防接種は受けないと言っているが、今後は児童・生徒の各種の予防接種でもアレルギー発症の可能性も考慮しておく必要があるのではないだろうか?

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高齢者が常用している薬の作用(または副作用)で、認知症に似た症状になることがあるようです。

読売新聞1月15日付けの「医療ルネサンス」に、”高齢者と薬”というシリーズの第一回にその例が載っていました。

85歳の男性が、足元がふらついて転倒したり、車の運転であちこちにぶつけるようになったり、物忘れも酷くなったので、家族が認知症を疑い某クリニックを訪れると、認知症検査で基準以下だったので、認知症を遅らせる薬を処方された。
しかし、症状は改善せず、食欲低下・体重減少が見られるようになった。

そこで、別の薬に詳しい医師(東大病院の準教授)がいるクリニックへ連れていくと、普段常用の睡眠薬が高齢者には作用が強すぎることが判明、他の緩い睡眠薬を半量飲むように処方し、認知症薬は中止した。

するとその高齢者の男性は、足元のふらつきや認知機能低下の症状がなくなった。

つまり、この高齢男性は認知症でも何でもなく、ただ普段使っていた睡眠薬が高齢者には適切でなく強すぎたために(正確には薬の成分が体から排出される時間が長い薬だったので、薬の成分が余分に体内に残ってしまう)、認知症類似の症状が出ていたということです。

このような普段服用している薬の作用で、高齢者が認知症に似た症状を起こす場合は、睡眠薬だけでなく、他の薬でも起こるでしょう。

この男性の薬を見直した準教授は、高齢者に望ましくない種類の薬、多すぎる薬が処方されることは非常に多いと言います。最悪なのは、薬の副作用と分からず、それを治そうと更に不要な(有害な)薬が追加処方されることです。こうなると、患者本人はひどい苦しみを受けることになるでしょう。

患者側の安易に薬を求める姿勢も問題ですが、同様に安易に薬を処方する医師側の意識も大きな問題です。疑問があれば、遠慮なくセカンドオピニオンを求めましょう。

また高齢者の認知機能障害(認知症的な症状)は、いろいろな原因で起こることがあります。

今まで普通だった高齢者に認知機能低下が見られるようになった時は、薬の見直し以外でも生活全般を注意深く観察してみることが必要でしょう。

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インフルエンザ予防接種感染率などに関するアンケート調査の結果に関するニュースがあった。

それによると、半数の人は、予防接種を受けてもインフルエンザにかかった。

また、「昨シーズンにインフルエンザにかかったかどうか」を聞いたところ、「かからなかった」という人が大多数で88.8%だった。


今頃の時期は、病院の内科にいくと、高齢者の人達がこぞってインフルエンザ予防接種を受けている。

もし感染すれば、場合によっては命にかかわるので、予防接種は必要だとは思う。しかし、実際の感染予防効果はどうなのか?その後の感染率はどうなのか?

そうした疑問に対する一定の結果が、このアンケートで分かった。

予防接種を受けながら、その後にインフルに感染した人は何と半数もいた。予防接種を受けても、それは感染を防ぐものではなく、重症化を防ぐものだとは知っていたが、これほど高確率で感染していたとは意外だった。

また、予防接種の有無に関わらず感染しなかった人が90%近くもいたのも、数字的には意外な気もする。案外インフルエンザは感染力が高くないのではないか、と。

今シーズンは、私の母(80才)も1週間くらい前に予防接種を受けた。しかし、その翌日からは大量の鼻水が出始め、喉もイガイガし、腹も壊した。予防接種と風邪引きが間髪入れず起こるとはタイミングがジャスト過ぎるので、これは予防接種の副作用(副反応)だと思う。

花粉症に近いものと思った。

2,3日しても鼻水は続き、37度の熱も出たので、予防接種を受けた罹りつけ医に行ったところ、予防接種とは無関係で、たまたまの風邪だろうということだった。副作用があるとすれば、接種後30分くらいで変調が出るので、それ以降は関係ないという説明一点張りだった。

しかし、母は多少アレルギーの気もあるので、ワクチンのアレルギーが疑わしい。

母はこれまで、予防接種に関わらずインフルエンザに罹ったことはなく、今回辛い思いをしたので、来年からは予防接種は受けないと言っている。

私は予防接種を受けたことはなく、過去インフルエンザに罹った記憶もない。年齢的に、そろそろ受け始めた方がよいかも、と考えていたが、母の様子や上のアンケート結果など見て、やっぱり止めようと思っている。

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がん探知犬マリーン、婦人科ほぼ確実に嗅ぎ分け>
読売新聞 4月24日(火)15時27分配信
 がん特有のにおいを嗅ぎ分ける訓練を受けた「がん探知犬」が、子宮がんなど婦人科がんをほ
ぼ確実に判別できることを、日本医科大学千葉北総病院の宮下正夫教授(外科)らが確認した。
 この犬は、大腸がん判別で既に成果を出しており、乳がんや胃がんについても実証実験が進行
中。宮下教授は「自覚症状がない早期がんでも嗅ぎ分けられる。犬が感じているにおい物質を特
定し、早期発見の技術につなげたい」と話している。

~以下省略~

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120424-00000639-yom-sci
(ヤフーニュースより引用)


こういう癌の臭いを嗅ぎ分ける犬の話は知っていたが、それを日本の大学病院の医師が正式に
認めたというのは、ある意味画期的だと思う。

ただコメントの中で、「犬が感じているにおい物質を特定し、早期発見の技術につなげる云々」と
いっているが、それはたぶん無理ではないか。

犬の嗅覚の鋭さはまさに自然の神秘の賜物であり、人間の技術で同レベルの装置など作ろう
としても誤差などが大きくなり、役に立たないだろう。

ガン検診などで”異常なし”と判定されたが、まだ不安な人に、希望により犬の嗅覚による尿
検査を実施するという利用法がいいのではないだろうか?


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<広島大、鬱病の客観的な「指標」を発見>
産経新聞 8月31日(水)8時6分配信

 鬱病(うつびょう)の症状を客観的に診断するための指標となりうる物質を、広島大
大学院(広島市)などの共同研究グループが世界で初めて発見したと30日発表した。
成果は米科学誌、プロスワン電子版に掲載された。鬱病はこれまで、医師が患者の症状
をもとに主観的に診断する方法が主流だが、今回の発見では、血液を調べることで客観
的な診断方法の開発に役立つ
と期待される。
 発見した研究グループの山脇成人(やまわきしげと)教授によると、鬱病の要因は世
界で研究されているが、糖尿病診断での血糖値や高血圧診断での血圧値のような客観的
な指標は発見されておらず、気持ちの落ち込みや意欲の低下などの症状から、医師が判
断するしかなかったという。
 山脇教授らは脳内に多く存在するタンパク質である「脳由来神経栄養因子(BDNF)
」をつくる遺伝子に着目。未治療の鬱病患者20人と、鬱病でない18人の血液を採取
して解析したところ、この遺伝子の中で起きる「メチル化」と呼ばれる化学反応をみる
と、鬱病患者にだけ特有のパターンが見つかった。過度のストレスが異常なメチル化
を引き起こした可能性があるとみられる。
 BDNFは神経細胞の成長に不可欠な栄養素の物質で、これまでも動物実験などで鬱
病と深い関係があることを示す研究データはあったが、BDNFの血液中の濃度に関す
る研究では関連が証明されていなかった。今回の手法が実用化できれば、費用は1万5
千円程度で、2日間で結果が出るという。

~以下省略~

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110831-00000515-san-soci
(ヤフーニュースより引用)


これはうつ病の画期的な研究成果ではないか?


うつ病は、最近「新型うつ病」などという新しい種類が出てきて複雑化し、医師でも
誤診することがよくあるという状況になってきている。


もし、この記事のように血液検査という生化学的な指標ができれば、たとえそれが完全な診断基準となりえなくても、うつ病の一定の振り分け基準となる。


そうすれば、うつ病を装う仮病は使いにくくなるし、うつ病かどうか本当に悩む人や
医師にとっては、よりよい治療のために役に立つ。


間違った診断で薬を飲み、本当に精神がおかしくなる悲劇もなくなっていくだろう。



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歯科医療は予防重視へ 歯に「トレー」かぶせ除菌
産経新聞 5月23日(月)7時56分配信
3DSで用いられるトレー。ここに薬剤を入れて患者の歯にかぶせ、虫歯菌の除菌
どを行う(写真:産経新聞)

 ■避難生活時、口の健康に貢献も
 「虫歯になったら削って埋めて」というのが、これまでの一般的な歯科医療のイメー
ジだ。しかし、予防重視に転換する取り組みが専門家の間で進んでいる。専用の「トレ
ー」を使って口の中にも薬が使えるようにするなどの方法で、夏には大学で歯科医向け
の研修も始まる。関係者は「この技術は東日本大震災のような災害時、避難生活での口
の健康にも貢献しうる」とアピールする。(草下健夫)

 ◆歯を傷つける前に
 「今までの歯科医療の中心は、病気になった歯への発症後の対応だった。発症前に、
侵襲性の低い(できる限り歯を傷つけない)治療をするのが望ましい」
 鶴見大学(横浜市鶴見区)歯学部探索歯学講座の花田信弘教授は、予防の重要性を
強調する。口の中では、「ミュータンスレンサ球菌(虫歯菌)」と食べ物の糖を基に
酸性の「バイオフィルム」と呼ばれる膜ができて歯を覆い、歯からカルシウムやリン
酸が溶け出す。初期の虫歯はこうしてできる。
 花田教授らは平成12年、当時在籍していた国立感染症研究所で、ミュータンスレ
ンサ球菌の除菌に成功。新たに除菌の仕組み「3DS(デンタル・ドラッグ・デリバ
リー・システム)」を開発
した。
 「歯科では包帯が使えず、薬を塗っても唾液で流れ落ちてしまう難点があり、薬の
開発も進まなかった」と花田教授。そこで3DSでは、個々人の歯に合わせて作る、
上下の歯列にかぶせるマウスピースのような形のトレーを用いる。
 歯科医の指導の下、トレーに薬剤を入れ、患者の歯に装着して除菌を行う。虫歯だ
けでなく歯周病にも使われ、トレーを装着して就寝するといった使い方をするという。
 「薬が使えないため、(虫歯になってから歯を削る、抜くといった)外科的な治療ば
かり行われてきた。トレーが歯磨き習慣と同じように国民に浸透し、薬を使った内科的
な歯科医療が進むよう努力したい」と花田教授。

~以下省略~

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110523-00000100-san-soci
(ヤフーニュースより引用


歯科領域での予防医療というと、これまでは定期的に歯医者へ行って歯垢を取って
もらうとか、フッ素で口腔内をキレイにしてもらうとかが中心だった。


それが今後は上の記事にあるように、薬を使って虫歯を予防したり、歯周病を予防
したりできるようになる
らしい。


夜寝る前に、薬を染み込ませたマウスピースのような装着器具を上下の歯にはめて、
虫歯菌や歯周病菌を除菌することになるようだ。


今でも「寝る前にお口クチュクチュ」といった液体の口腔内用洗浄液はあるが、あれ
を数倍パワーアップさせたような予防法なのかも。


今後の日本の人口減に向けての、歯科医師の新たな収益源としてのアピールとも言え
なくはないが、保険が使えて仮に月に1,000円程度といった小額の負担なら、虫
歯や歯周病になって苦しむ事を考えれば、国民にとっては歓迎すべき歯科技術と言える
だろう。



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「高所恐怖症」に効く薬が実験によって明らかにされる>
2011年4月2日 15時13分
閉所恐怖症、先端恐怖症、対人恐怖症……など、○○恐怖症と名のつくものは様々だ
が、なかでも代表的なのが高所恐怖症。真性患者は、高さ1メートルほどのところでも
恐怖を感じ、動けなくなってしまうという。
そんな症状にお悩みの方には嬉しい知らせが米国科学アカデミーによって発表された。
報告書によると、高所恐怖症に効く薬があるという。
ストレスによって分泌されるコルチゾールというホルモン。様々な炎症などの治療に使
用されているのだが、これが高い場所への恐怖心に有効とのこと。
高所恐怖症に悩む40名を対象に、コルチゾール入りのカプセルを使った実験が行われた。
まず被験者たちは、カプセルを服用するよう支持される。しかし、ここで実際にコルチ
ゾール入りのカプセルを渡されたのは半数で、残りの人たちは何の効用もない実験用の
偽薬を、そうとは知らずに服用する。1時間後彼らは高い場所へ連れて行かれ、その時
どれくらいの恐怖を感じたかを調査した。
すると、コルチゾール入りのカプセルを飲んだ被験者たちには、恐怖心の著しい減少が
みられた
。さらに、1カ月後彼らの恐怖心を再調査したところ、実験前ほど高所を怖が
らなくなっておりコルチゾールによる効果の継続がみられたのだ。

~以下省略~

http://www.excite.co.jp/News/net_clm/20110402/Rocketnews24_84943.html
(エキサイトニュースより引用)


もし本当に、このホルモン剤が不安神経症の「○○恐怖症」に大きな改善効果があるなら、ノーベル医学賞ものの発見ではないかな?


何せ、人類の何割かの人は何かの不安症に取り付かれているだろうから。


私も、若干「広場恐怖症」だし(特に温泉の大浴場などの広~い洗い場を裸で歩く時
が苦手・・・^^;)。


不安神経症の患者には普通、薬としては精神安定剤が処方されるだろうが、現状では
大した効果はないだろう。


それが特効薬的に不安神経症にコルチゾールが効くのなら、こんな良いことはない。


副作用などの検証を行って、問題ないとわかったら、日本でもはやく使えるように
して欲しいものだ。


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うつ病が相変わらず増えているらしい。このブログでもうつ病に関してはいくつかの記事
を書いた。


先日も読売新聞を見ていると、「うつ病を問う」という特集に眼が留まった。


うつ病と診断された人が、薬でよくならず鍼灸治療でよくなったという内容だったが、その
記事に眼が留まったのは、そこに登場する鍼灸師に見覚えがあったから。


それは私が通っていた鍼灸学校で、教わった先生だった。


といっても、ここで私の鍼灸学校時代の話をするつもりではなく、心の不調を訴える人が
うつ病と安易に診断されることが多いのではないか、ということを書きたいわけです。


この読売新聞のシリーズ特集もそれを問題にするものでした。


職場での人間関係のストレスから心の不調をきたし、ある時首が動かなくなった。
それを首の筋肉をほぐしたらよくなるかも、と鍼灸治療を受けたら、数回でよくなり、その
後も通ったらうつ病がなくなってしまったという話の記事で、その鍼灸師が私の恩師だと
いうことです。


鍼灸がうつ病に効くということではなく、そもそもうつ病の診断が違っていたのではないか
という問題提起
です。虫歯の治療をしたら、うつ病がよくなった例も出てました。


最近は「新型うつ病」とかいって、職場では気分が沈んで仕事にならないが、遊びは平気
で海外旅行へも行けるとかいうものまであります。


精神の不調を訴えるとすぐに「うつ病」と診断され、抗うつ薬やら抗精神薬やらを処方され、
その為に返って体調を崩し、ますます気分も乱れてさらに薬が増える。


そういう悪循環に陥っているケースが多いのではないか、ということです。


私も鍼灸治療をしていた時に、足の踵の真ん中にお灸をして(ここは不眠に効くツボと
いわれています)、うつ傾向にあった人が元気になったという経験があります。


これなどもうつ病ではなく、”気分の詰まり”程度のものだった可能性があると思います。


私自身の経験でも、秋口に軽井沢の山の中を散歩していて夕方近くになり、急に山の気配が
変わってかすかな恐怖感を覚えた瞬間に、「あっ、自分は生きているんだ!」と感じた
経験があります。なぜそんな思いが湧いてでたのかは分かりません。


普段の日常生活で、「俺は今生きている!」なんて感じることは、まずありません。


自然の中で小さな恐怖を感じたという原始的な経験がそういう感情を呼び起こしたのかも
しれません。


うつ病を治すには転地がよいということを聞いたことがあります。


それなど、自然の中に一定の時間身を置く事が精神を正す効果があることを意味している
のでしょう。


「生きてる」という感情は、うつ病の人などはまず持てない感情でしょうからね。


現在ストレスなどで苦しんでいる人、大きな悩みのある人は、医学的な治療に加え、
精神を開放できる場を持てるようにするといいと思います。



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日本の子ども40%に花粉症の疑い?発症は9歳までが8割>
サーチナ 3月1日(火)18時16分配信
 大王製紙株式会社は、15歳以下の子どもを持つ全国の母親1000人を対象に、「子どもの花
粉症に関する意識調査」を実施、15歳以下の40.6%に花粉症の症状が見られ、そのうち
81.3%は9歳までに発症しているとの結果が出た。
 花粉の飛散量が多いとされる今シーズンは、特に話題にのぼることが多い花粉症。近年で
は子どもにまで広がっているとも指摘されていることから、調査が行われた。
 15歳以下の子どもを持つ母親1000人に、あなたのお子様は花粉症かと聞いたところ、「花
粉症である」と回答した人が21.5%、「たぶん花粉症である」が19.1%となり、15歳以下
の子どもの40.6%に花粉症
の症状が見られることが分かった。

~以下省略~

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110301-00000097-scn-bus_all
(ヤフーニュースより一部引用)


日本の子供(中学生以下)の4割が花粉症だという驚きのデータが出た。


しかも大多数が9歳までに発症しているとはね。


医学的には花粉を吸い込む量が増えるに従い、新たに発症する場合が多いということだから、
15歳以上でも年齢が上がるに連れ、花粉症の人口は増えていくことになる。


このままで行くと、20年30年後は日本人の6~7割くらいが花粉症になるんじゃ
ないだろうか?


日本人総アレルギー時代の到来か・・・。


しかし、いくら花粉の飛散量が増えたからといって、子供の段階でこれほど花粉症が
多いというのには首をひねらざるを得ない。


要するに子ども達の免疫体系が過敏でヤワだということだが、生まれてからの生活環境が
あまりに清潔であるため、花粉に身体が過剰な反応を示してしまっているわけか。


私は花粉症などアレルギーは腸の内部に問題があるからと考えている(東洋医学的な結論)が、この点から、何か腸内部の粘膜をタフにする食材を幼児のうちから摂るようにする
ことが花粉症に罹らない秘訣だろうと思う。


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がん治療最前線の温熱療法「専門医が知らない」で設置率5%>
NEWS ポストセブン 3月5日(土)16時5分配信
 抗がん剤の有効性と危険性が論争の的となるなか、その副作用を軽減し、従来の抗がん剤
・放射線・手術による がん治療の効果を高める「ハイパーサーミア(温熱療法)」が注目を
集めている。
 ハイパーサーミアは、高周波を利用するサーモトロン-RF8という装置で、体の表面から深
部まで加温する治療法
だ。元来、熱に弱いがん細胞を摂氏42~44度で死滅させる目的で開発
されたが、最近ではがん周辺の正常な細胞を42度以下の低い温度で活性化させ、免疫力を高
める働きのほうも注目されている。がん細胞内への薬剤の取り込み量が増大し、放射線の効
果も増強されることも分かってきた。
 福岡県北九州市の社会医療法人共愛会戸畑共立病院の今田肇・がん治療センター長は、放
射線、化学療法併用のハイパーサーミアで効果を上げている。「最大の利点は、抗がん剤の
量を減らしてその副作用から患者さんを解放し、長期にわたる治療が可能になることです」
(今田氏)
 肺がんに抗がん剤とハイパーサーミアを併用した場合、がんの消失・縮小効果を表わす奏
効率は、薬剤単独の倍以上
という。群馬大学第一外科の浅尾高行准教授は、直腸がんの手術
前に行なう温熱化学放射線療法により、進行がんでも人工肛門がいらない肛門温存手術の可
能性が高まるという。

~以下省略~

http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20110305-00000010-pseven-soci
(ヤフーニュースより引用)


癌の新しい温熱療法「ハイパーサーミア」というものを初めて聞きました。


癌の温熱療法では全身を40度位まで体温を上げてがん細胞を叩く療法があるのは知って
ましたが、この「ハイパーサーミア」はがん局所を限定的に加温する方法らしいですね。


何といっても効果が高いのが嬉しいですし、脳と眼球以外のすべての癌に利用できるのが
凄いところです。


しかし、全国でこの「ハイパーサーミア」を受けられる施設が極端に少ないのは残念。


しかもその理由として、医療機関の収入に結びつきにくいからというのは、いかがなもの
か?


私の住む群馬では群馬大学医学部が導入しているのでラッキーだが、せめて各県の国立
大学医学部にはすべて導入させるべきでしょう。



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2型糖尿病、筋肉の糖取り込み障害を解明-新たな治療法に可能性・東大グループ>
医療介護CBニュース 3月2日(水)2時45分配信
 肥満になると、血管内皮細胞のインスリン作用が低下し、筋肉の毛細血管が十分に拡張し
なくなるため、インスリンが届きにくく、筋肉での糖の取り込みに障害が生じることを、東
大大学院の門脇孝教授らの研究グループが解明した。最大の「糖の消費臓器」である筋肉の
インスリン抵抗性を克服することは、2型糖尿病の治療にとって重要なカギ。研究では、こ
のインスリン作用を正常化し、血管の拡張を促すことで、糖の取り込みが改善されることも
明らかにしており、門脇教授は「世界が驚くような画期的な発見。全く新しい標的の治療薬
の開発につながる
」としている。
 肥満などによって引き起こされるインスリン抵抗性は、最初に筋肉で現われる。しかし、
血液中のインスリンが毛細血管の血管内皮細胞を通り、筋肉へと移行するメカニズムは、
これまで詳しく分かっていなかった。
 研究グループは、 ~以下省略~

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110302-00000000-cbn-soci
(ヤフーニュースより引用)


これは2型糖尿病、つまり食べすぎ、運動不足、肥満などによってすい臓が疲弊しインシュリン
分泌が失調してなる糖尿病の新たな治療薬の可能性を伝える記事です。


人体で最も糖を消費する器官は筋肉だということで、筋肉におけるインシュリンの取り込み
障害を克服できるかも知れないという画期的な研究成果のようです。


実は糖尿病では最近、画期的な新薬というものが登場していました。『インクレチン関連薬』
といわれるもので、食物が人体に入ってからすい臓がそれに反応し、インシュリンが分泌
されるタイミングを早めるというものです。


これについては、先日のNHK「ためしてガッテン」でも特集があり、糖尿病患者の服薬
の負担軽減で治療効果が向上するというメリットを紹介していました。


この糖尿病の新薬と、この記事の今後期待される新薬とは、また効果のメカニズムが全く
違うようで、本当に実現すればまた治療の選択肢が増えることになるでしょう。


いずれまた数年後くらいに、「ためしてガッテン」でも”糖尿病治療の画期的新薬、筋肉
で糖尿病を治す”とかいった特集が組まれること期待したいものです。



◆ 参考記事: NHK「ためしてガッテン」、糖尿病の革命的新薬


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立春を過ぎたとはいえ、まだまだ寒さの厳しい季節が続いている。


私の知り合いのお寺の住職の奥さんは、ここのところ寒い日が続いてお葬式の依頼が
立て込んで大変だと言っていた。


寒さのせいか、脳卒中で亡くなる人が多いらしい。


脳卒中とは、「脳梗塞」「くも膜下出血」「脳出血」の総称だが、そのうち「脳梗塞」
が7割を占める
と言われる。


この「脳梗塞」について先日、読売新聞のくらし欄に小特集があった。


脳卒中全体では年間12万人もの人が亡くなり、病気による死亡原因では3番目に多い
疾患で、寝たきりになる最大の原因
だという。


私の父も「脳出血」で倒れ、回復することなく、それ以前に罹っていた癌で亡くなった。


母の友人には「脳梗塞」になり、言葉が不自由になった人もいる。


だから、これら脳卒中は本当に怖い病気だと思っている。


一度「脳梗塞」になると回復は困難だと思われがちだが、「t-PA」という薬があり、これを
発症後3時間以内に投与できれば、血栓を溶かす効果が大きいらしく、この薬の治療を
受けた患者の1/3は、ほぼ後遺症が残ることなく元気になる
という。


発症後3時間以内の治療というのは、検査の時間もあるため、実際には発症2時間以内に
病院に到着する必要があるという。これはかなり難しいことで、かなり運がよくないと
間に合わないという気もする。


「脳梗塞」の典型的症状は、手足のしびれやめまい、言語障害など。これらが出て、いつも
と違うと感じたら速やかに病院に行く必要がある。


また、脳卒中など脳血管の病気は、発症したらやたら体を動かしてはいけないと思われ
がちだが、これは迷信で、まずはすぐに病院へ運んで適切な治療を早く受けることが大切
だそうだ。


そうなると、脳梗塞の治療経験があり、「t-PA」の扱いに慣れている病院が近くにあるか
を知っておく必要があるが、2/6付けの読売新聞「くらし欄」にその一覧がある。


私の住む群馬県では、「前橋赤十字病院」が治療実績が最も多く、次いで伊勢崎市の
「美原記念病院」が多かった。


埼玉県では、「埼玉医大国際病院」が総合的に良さそうだった。


「脳梗塞」の治療法には他に、『血栓回収治療』というものがあり、これは発症後8時間
以内の場合に行なう。太ももの付け根の動脈からカテーテルの管を脳まで入れて、ワイヤ
で血栓を回収する方法。


これは昨年から保険適用される治療になったらしい。


脳卒中の予防には、高血圧、酒・たばこ、太りすぎ、塩分の取りすぎに注意する必要が
ある
とのことだった。


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AED 80代男性、自宅常備で助かる 普及ネックは価格>
毎日新聞 2月9日(水)20時6分配信
公共施設に置かれている一般的なAED。写真は、静岡県庁舎に約3年前から備えてある
機器=竹地広憲撮影

 静岡県内で昨秋、心肺停止になった80代の男性が自宅に備えていたAED(自動体外式
除細動器)で命を取りとめた
。高価なためAEDは個人宅にはほとんどなく、総務省消防庁
によると「こうしたケースは珍しい」という。価格を抑えた小型タイプが欧米では家庭に普
及し始めており
、男性の家族は「個人宅にも普及が進んでほしい」と話している。
 家族や治療した榛原総合病院(同県牧之原市)によると、男性は狭心症の持病があり約2
年前、医師の勧めでAEDを購入し自宅居間に置いていた。昨年11月22日未明、就寝中
に苦しみ出し心肺停止になったが、長男がAEDを使い心拍が回復。同病院に搬送されて
手術を受け、今年1月中旬に退院した。
 同病院の調べでは、個人宅のAEDが救命につながった例は他にないという。男性は外
出できるほどに回復したといい、妻は「AEDのおかげ」と話す。

~以下省略~

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110209-00000029-maip-soci
(以上、ヤフーニュースより一部引用)


この記事によると、日本で一般的なAEDの価格は1台20~30万円もするというから、簡単に一般家庭で用意できるものではない。


欧米では小型の安価なタイプがあるというが、日本ではお決まりの”薬事法に通らない”と
いう理由で販売許可が出ていないらしい。


もし小型のAEDの価格が4~5万円程度ならば、狭心症や心筋梗塞の恐れのある人で購入
できる人も多いだろうに。


欧米だろうが日本だろうが、同じ人間が使う機械にどれだけの違いがあるというのだろうか、
多少のミスマッチなど、人の命に比べれば問題にならんだろうに。


どうせ数年もすれば、大した変更も必要なく認可が下りる事になるに違いないのだから、
ウダウダ言ってないで直ぐに欧米の小型タイプのAEDを許可しろ、厚労省。



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前立腺がんリスク、指の長さが指標のひとつに 英研究>
2010年12月01日 16:17 発信地:ロンドン/英国
【12月1日 AFP】薬指よりも人差し指の長い男性は、そうでない男性に比べて前立腺がんの発が
んリスクが1/3以上低く、60歳以下の男性ではさらに低い
という研究結果が、1日の英医学誌
「British Journal of Cancer」に発表された。
 論文の共著者である英がん研究所(Institute of Cancer Research)のロス・イールズ
(Ros Eeles)氏は「特に60歳未満の男性における前立腺がんリスクを知る上で、指同士の長さ
の比較を簡単な目安になりうることが、この結果によって示された」と述べ、遺伝子検査やがん
の家族歴といったその他の危険因子との組み合わせによって、定期的に検査すべきかどうかの
判断材料になりうるという。
 研究チームは英国で1994年から2009年にかけて、前立腺がんの男性1500人と健康な男性3000人
を調査した。全対象者のうち半数以上で、人差し指が薬指よりも短かった。このグループと、
人差し指と薬指の長さが同程度のグループ(全体の約19%)では、前立腺がんのリスクはほぼ
等しかった。
 これに対し、人差し指のほうが薬指よりも長いグループでは、前立腺がんの発症リスクは33%
低かった。さらに60歳未満の男性に限ると、このグループが前立腺がんを発症するリスクは87%
低かった。
 人差し指と薬指のどちらが長いか短いかは、誕生する前に子宮の中で胎児が浴びた性ホルモン
のレベルを示す指標とされている。男性ホルモンのテストステロンを浴びた量が少ないほど人
差し指が長い。
 これまでの研究で、テストステロンは前立腺がんの成長を促すことが示されている。またほか
の複数の研究では、胎内で浴びたホルモンと、乳がんや変形性関節症といった疾患の発症との
関連が示されている。(c)AFP

http://www.afpbb.com/article/life-culture/health/2777215/6533540
(AFPBBニュースより引用)


先日はテレビ番組で、やはり人差し指と薬指の長さの比較により、その人の性格を分析できる
という話題があったが、その同じ根拠で、今度は「前立腺がん」の罹患率がわかるという
研究成果が発表された。


英国での研究なので、人種の異なる日本人の場合にもダイレクトに当てはまるかは(?)だが、
概ね傾向としては似たことになるかもしれない。


私は見事に薬指が人差し指より長く、前立腺がんのリスクが高い部類に入る。


今テレビのCMでも間寛平さんが「前立腺がんの検査を受けよう」とアピールしている。


これは血液で検査する腫瘍マーカーなのかもしれないが、そういった簡単な検査なら一度
受けてみようかな、とも思っている。



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ウコン、がんにも有効 世界的研究者が報告>
産経新聞 11月4日(木)7時56分配信
 酒の悪酔い防止に効果があるとされるウコンが、がんや心臓病の予防・治療にも効果を持つ
可能性が高い-。医薬品メーカー「セラバリューズ」(東京都千代田区)が1日に行った研究
発表会「ウコン成分“クルクミン”の多様な機能と応用研究の最前線」で、日米の研究者がこ
のような報告を行った。
 都内で行われた発表会には、クルクミン研究の世界的権威で米テキサス州立大MDアンダーソ
ンがんセンター教授のバラット・アガワル氏や日本人研究者ら計5人が参加した。
 この中で、アガワル氏は「クルクミンを摂取すると、がんのリスクが低減するほか、肥満、
糖尿病、高脂血症などほとんどの慢性疾患を予防できる
ことが実験で示されている」と強調した。
 秋田大大学院医学系研究科の柴田浩行教授も「大腸がんの治療中にクルクミンに出合った。
クルクミンは数多くの病気の因子を標的にできる成分として期待できる」と報告した。
 このほか、静岡県立大薬学部の森本達也教授が「心臓病にも効果がある可能性が高い。現在
臨床を進めている」と説明した。
 京都大医学部の金井雅史助教は、膵臓(すいぞう)がん治療の新薬としてクルクミンが注目
されていることや自然由来の成分であり安全性が極めて高いことを紹介した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101104-00000088-san-soci
(ヤフーニュースより引用)


ウコン」は昔から健康によいとされているのは何となく知っていたが、本格的な医学の利用
にまで進展しているとはね。


ガンにも効果ありですから、これは頼もしい研究ですよ。


ウコンは肝臓の機能を強化するので、酒飲みの人の強い味方だが、漢方的には肝臓はスタミナ
に関連するので、体力に不安のある人などはいいかもしれない。


他にも肥満、糖尿病、高脂血症などほとんどの慢性疾患に効果が期待できるというのは、
ありがたいですね。


ウコンは英語名では「ターメリック」といい、カレーの黄色い色を出す為のスパイスとして
用いられている。ちなみにその場合のウコンは「秋ウコン」という種類だそうだ。


ということは、カレーもかなり健康にはよい食べ物だということでしょう。


普段作るカレールウを使ったカレーに、ウコンを足せば健康効果もアップしそうです。


ウコンのサプリも多く出回っているので、試してみたいなと思います。



◆関連記事:EPAが大腸がんのリスクを抑制する

◆関連記事:乳がんのリスクを減らす食品は?

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今日12日のテレ朝「みんなの家庭の医学」は、”口の中ドックスペシャル”という口の中の
病気の特集でした。


内容的には、「歯周病が引き起こす糖尿病」と「歯並びの悪さと舌癌」の2つでした。


今回は、歯並びの悪さで舌癌になる可能性がある、ということに驚きましたね。


要するに歯並びの悪さから、舌をこすったりする刺激が続くことになり、それがガンを引き起こす
というメカニズムになっているということです。


特に注意なのが、『V字がたの歯並びで、歯が内側に傾いている』人の場合です。V字型の歯並び
は小顔の人に多く、最近増えているそうです。歯が内側に傾いているのは奥歯などに多いよう
です。


この歯並びは下顎の歯のことです。U字型や四角い歯並びの人は安全だそうです。


この組み合わせは、常に歯が物理的な刺激を舌に与え続けることになるので、舌癌になる危険
性が高くなります。


舌癌になるには前触れがあり、その一つが「白板症(はくばんしょう)」といわれる症状です。
この症状の1割りがガンになるそうです。白っぽい口内炎のように見えるものです。
普通口内炎は2週間程度で治るものですので、白い斑点が長期間にわたって治らない場合は
要注意です。


家庭で簡単に調べるには、ティッシュペーパーで舌を挟み、下の側面を手鏡を使って左右とも
よく調べます。奥の方までよく見ましょう。舌の裏側もみます。


他に頬の内側にも「頬粘膜ガン」が50代以上には出来やすいので、ついでに調べましょう。
赤と白の網目模様のものがあったら注意です。


舌癌は痛みがないことが多く、進行が早いので、見落としがちになりやすいガンだそうです
から、気になる人は不断から口の中をよく観察するようにした方がいいですよ。



◆関連記事:テレ朝「みんなの家庭の医学」、歯周病と糖尿病

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私の叔母でもう70歳になる人がいて、現在は東京の清掃会社でビル清掃の管理者的な仕事
をしています。


年も年なので、さすがに仕事が終わると疲れるそうですが、それでも時間が空くとすぐ眠く
なり、月に1,2度帰省してくると、暇さえあれば寝ています。


本人は慢性的に疲れが溜まっているといいますが、ちょっと異常なほどの眠り方です。


疲労が溜まって疲れが取れない、その疲れ方が異常に強い場合、『慢性疲労症候群』という
病気である場合があります。


9月23日の読売新聞の家庭欄に、その記事がありました。


この『慢性疲労症候群』はたしか、アメリカで症例報告されてかなり前に話題になり、エイズの
ようなウィルス性の病気ではないか、と言われてきたと記憶しています。


それからもう大分時間も経っているので、原因とか治療法とかがある程度は分かってきている
のではと思っていましたが、新聞記事によると、今だ原因も治療法も解明されていないという
ことでした。


私の叔母のケースは程度が軽いのでこの病気だとは思いませんが、それに関連する体の不調
だといえるかもしれません。つまりグレーゾーンで、こういう人は多いのではないでしょうか?


『慢性疲労症候群』の典型的な症状は、通常の生活が困難になるほどの疲労が半年以上続き、
微熱、筋肉痛、頭痛、思考や記憶力の低下などを伴うもののようです。


一時的に改善しても再発することが多く、ひどいと寝たきり状態になる人もいるそうです。


これだけ見ると、やはり何かのウィルスの感染症のようですが、その正体は分かっていません。


医学的な治療では、診断が付かないと治療法も出てきませんので、現状ではビタミン剤や
漢方薬などを症状に応じて対症療法的に使っているそうです。


原因不明の病気なので、『慢性疲労症候群』と診断されても保険もきかないかもしれず、
患者さん達は非常な苦労をされているのでしょうね。


漢方の世界では、体のだるさは脾(ひ)の臓器(消化器系)の病と考えるので、その観点からの
漢方薬に治療の可能性があるかもしれません。


現在『慢性疲労症候群』については、「慢性疲労症候群(CFS)をともに考える会」という
団体があるそうですので、心当たりのある方は参考になさってください。


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脳卒中 まひの手回復に新手法 慶応大チーム開発>
毎日新聞 9月27日(月)15時12分配信
BMIを利用した新しいリハビリ法の概略図
 脳卒中の後遺症で長期間まひした手の機能を改善させる手法を、慶応大の里宇明元(りう・
めいげん)教授と牛場潤一講師らのチームが開発した。スポーツのイメージトレーニングのよ
うに手を動かすことを想像し、脳に刺激を与える訓練を繰り返すことで、筋肉の働きを誘発させ
た。チームは、新しいリハビリ法になるとみて、実用化を目指した臨床試験に着手した。
【西川拓】
 国内の脳卒中患者は約150万人と推定され、まひが残る人が多い。現在のリハビリでは、
比較的軽度のまひを電気刺激などで回復させる方法がある。しかし、数年間も動かなくなった
完全まひの患者では、まひしていない方の手足を鍛えるしかなく、事実上治療を断念している。
 チームは、手を動かす際に出る脳波が現れると、手首に装着した電動装具が動くシステムを
構築した。
 まひした患者の場合、最初は動かすことのできる人と異なる波形になる。そこで、コンピュ
ーター画面を通して違いを確認しながら、手を動かすイメージを繰り返し、正しい脳波が現れ
ると、電動装具が手を強制的に動かす。
 システムを使い、5年間も左手がまひしていた女性が1日1時間の訓練を週5回続けたとこ
ろ、2週間後には積み木のような器具をつかんで持ち上げられるようになった。当初、筋肉を
動かすための電気信号がほとんど出ていなかったが、システムなしでも検出されるようにな
り、脳の命令を手に伝える回路が新しく形成されたことをうかがわせた。同様の効果は、他の
患者でも確認できた。
 脳と機械をつなぎ、情報を出し入れする技術は「ブレーン・マシン・インターフェース(B
MI)」と呼ばれ、各国で研究が進むが体の機能回復を実証したのは世界で初めてという。里
宇教授は「どの症状の患者に効果的なのか、症例を重ねて数年のうちに手のまひの治療法の一
つとして確立したい」と話す。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100927-00000016-maip-soci
(ヤフーニュースより引用)

これは画期的な脳卒中の後遺症のリハビリ法だと思う。


通常脳卒中の後遺症でマヒが残り、5年も経過していれば筋肉は萎縮し、再び動かすことは
ほぼ不可能だ。


それがBMIという手法でたった2週間のリハビリで物をつかむ動作ができるようになるとは
驚異的な回復だといえる。


私の亡くなった父も脳卒中で倒れ、半身麻痺となった。だから後遺症を回復させるためのリハビリの難しさはよくわかっている。


今回の研究のような脳神経をダイレクトに使う方法なら、飛躍的に効率的なリハビリができる
と思う。


早くこの新手法が確立し、実際の医療現場で使われるようになることを期待してます。


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「<補完代替医療>厚労省が検証 臨床試験検討も」
毎日新聞 9月22日(水)15時1分配信
 がん患者の半数近くが、通常の医療とは別に健康食品や気功などの補完代替医療を利用する
中、これらの有効性や安全性を個別に検証しようと、厚生労働省研究班が有効事例の収集を始
めた。全国の医師に情報提供を呼びかけており、データが十分に集まった段階で薬などと同等
の臨床試験に移ることも検討する。
 05年に公表された研究班の調査によると、何らかの補完代替医療を利用しているがん患者
は44.6%に上り、平均で月5万円以上をかけていた。そのほとんどがキノコ類などの健康
食品で、他に気功や鍼灸(しんきゅう)などが挙がった。一方、これらの有効性を科学的に検
証した研究はほとんどないのが実情だ。
 研究班は、補完代替医療単独でがんが消失したり小さくなったりしたケースや、痛みなどの
症状が緩和されたケースを対象に、がんの種類や進行度、使った代替医療などをデータベース
化する。専門家の分析で効果がありそうだと判断された場合、臨床試験を行うかどうかを検討
する。
 補完代替医療の有効事例を集めて検証する作業は、米国立がん研究所でも進められていると
いう。
 研究班の大野智・埼玉医科大講師は「有効かどうか、安全かどうかもよく分からないまま患
者さんが利用し、データがないので医師側も勧められないし、やめろとも言えないのが現状だ。
科学的にしっかりした根拠となるデータを蓄積したい」と話す。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100922-00000049-mai-soci
(ヤフーニュースより引用)


癌の医学的な治療法が日進月歩で進歩している現在なのに、癌の補完的な代替療法を厚労省
が検証しようとするのは、いささかタイミングを外しているような感がある。


それだけ、まだまだ医学の癌の治療成績に厚労省も満足していないということだろうか。


私は鍼灸師免許を持っているが、鍼灸で癌が治るとは思えず、もっぱら痛みの緩和や抗がん剤の
副作用緩和、体全体の免疫力強化などに利用されている
のだろう。


癌と東洋医学という観点からはむしろ漢方薬の方が、治癒的効果が期待できる気がする。


他には、高濃度ビタミンCなども癌には効果があるのではないだろうか。


どんな代替療法や民間療法を検討するにせよ、先入観を持つことなく、癌患者に恩恵がありそうな
ものは積極的に調べて欲しいものだ。


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糖尿病の合併症というと、神経障害、腎臓障害、視神経障害が3大合併症と言われるが、
さらにアルツハイマー病も発症しやすいことが判明したようだ。



9月5日の読売新聞記事によれば、食後に血糖値が下がりにくい人(必ずしも糖尿病ではなく、
その危険因子がある場合)は、アルツハイマー病に特徴的な脳内の「老人班」ができやすいこ
とが九州大学の研究でわかったという。



特に遺伝子的なレベルで老人班ができやすい人の場合、糖尿病で食後血糖が下がりにくいと、
同じ糖尿病でも食後に血糖値が下がる人と比べると何と38倍も老人班ができやすい。



これはそれだけアルツハイマー病を発症するリスクが高いということだろう。



逆に言えば、食後血糖値が上がりっぱなしにならないよう気をつけて、糖尿病を予防するように
すれば、アルツハイマー病予防にもなる可能性があるらしい。


糖尿病は内臓や体の組織が徐々に溶けていく恐ろしい病気だが、さらにアルツハイマー病を
発症して認知症になる危険もあるとかわかってきた。



日本には予備軍も含めると1,000万人以上は糖尿病の人がいると思われる。



ちゃんと病気を管理している人は、かなり少ない。



糖尿病を甘くみると、将来必ず悲惨なことになるので、心当たりのある人はきちんとした治療を
受けて欲しいものです。



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現代医学は様々な病気を治してくれる頼もしい味方。


しかし大きな欠点もある。それは絶えず進歩すること。


逆説的な言い方だが、要するに時として「昨日の常識が、今日は非常識」となる事態が時たま
起きること。


それがまた起きた。


日本脂質栄養学会が、「コレステロール値は高い方が長生きで良い」と発表したからだ。


これまでは高コレステロールは、心臓疾患(狭心症や心筋梗塞など)や脳卒中などの病気の危険因子
になるとされ、一定基準を上回る場合は高脂血症と病名が付き、投薬治療の対象とされてきた。


しかし、その基準値はどうもキチンとした裏づけがないらしく、コレステロールが高いほど
寿命が長かったというデータや、コレステロールを下げる薬を飲んでも心臓病を予防する
効果がなかったというデータがあるからだ。


高コレステロール=病気ではなくなってしまうことになる。


日本脂質栄養学会は、高コレステロールに対する治療の見直しを訴えているという。


これまで善玉だ悪玉だと喧伝し、コレステロールのコントロールを患者に指導してきた医学界
や製薬会社は、今後大きな治療方針の転換を迫られるかもしれない。


またコレステロール値が高くて、心臓疾患や脳梗塞などの病気におびえてきた患者も、本当に安心して
いいのか、やっぱり食生活など摂生を続けた方がいいのか、不安になる。


高脂血症など高コレステロールの患者は非常に多いわけだから、今後医師会など医学界は、この
問題を再検討し、本当の危険性などを明らかにし、国民を安心させるようにして欲しい。


もし、高コレステロールはむやみに治療する必要がないと分かれば、増え続ける医療費にも
多少のブレーキをかけることができるだろう。



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<運動器 前腕切断 情報編:6 重度外傷の受け入れ、施設に限り>
2010年8月29日
指を切断したときの応急手当
 事故で手足や指を切断してしまっても、ただつなげるだけでなく、感覚や運動機能を一定程
度、回復できるようになってきた。
 可能にしたのは「マイクロサージャリー」という技術だ。手術用顕微鏡を使い、髪の毛より
細い針や糸で血管や神経を縫い合わせる。1960年代に指をつなげる治療に導入され、いまは
太さ0.5ミリ以下の血管をつなげることも可能という。
 実際に指などを切断した場合、血が通わなくなった部分をなるべく良い状態に保ち、急いで
病院に持って行くことが重要だ。
 切断した部分は、あれば清潔なガーゼで包んでからポリ袋に入れ、容器や別の袋に入れた氷
に当てる。水にぬれると組織が傷んでしまう。ドライアイスは、凍傷を起こす危険性があるの
で使わない。
 腕や足はふつう切断から5~6時間以内、指は10時間前後で再び血を通わせなければ、細
胞の壊死(えし)が始まってしまう。
 「患者を生きる 前腕切断」で紹介した熊本県天草市の男性(27)は、切断された手とと
もに現場近くから防災ヘリで運ばれた。車なら2時間はかかる専門施設の熊本機能病院(熊本
市)まで、20分ほどで到着できた。
 林の中に残してきた手の発見が遅れたり、強風などで防災ヘリが出動できなかったりすれば、
地元の病院で手をつなげないまま、腕の皮膚を縫合する可能性が高かった。
http://www.asahi.com/health/ikiru/TKY201008290109.html
(asahi.comより引用)


日常のちょっとした不注意で指を切断してしまうくらいの事故は、容易に起こりうると思う。


そうした場合に、この記事にあるような知識があるのとないのとでは、その後の治療や機能
回復に雲泥の差がでるだろう。


是非頭の隅に置いておきたい情報だ。


各家庭には、指の切断事故のためだけといわず、清潔なガーゼくらいは常備しておく必要があ
るのかもしれない。


日本のような医療の先進国で、指の切断事故に対する十分な治療体制が整ってないというのは
いささか心細い。せめて医学部があるすべての国立大学の大学病院では、切断された指をつなげる
技術レベルを整えて欲しいものだ。


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<技術革新続く視力再生治療 リング埋め込み、熱で角膜調整、部分移植…>
8月3日7時56分配信 産経新聞
 一昔前まで、眼科医が「年ですね、老眼鏡を」としか言えなかったという老眼をはじめ、近
年の技術革新で視力再生の治療が大きく進歩している。専門家は「視覚障害はさまざまな不自
由に加え、精神的な負担も大きい。高齢化とともに視力再生がますます重要になる」と強調す
る。(草下健夫)
 ■老眼に針穴効果
 「ピンホール(針穴)効果を活用した、まさにローテクとハイテクの融合が実現した」
 慶應義塾大学医学部眼科学教室の坪田一男教授がこう説明するのは、老眼治療に国内では昨
年導入されたばかりの「アキュフォーカス・リング」を使う方法。ピンホール効果とは、テレ
ホンカードの使用度数を示すような小さな穴から向こうを覗(のぞ)くと、近視や老眼の人で
もよく見えること。小さな穴によって網膜に届く光が細くなり、手前から奥までのピントの合
う距離の幅が広がるためだ。
 老眼は、目のピント調整を担う水晶体が年齢とともに弾力性を失い、近くのものにピントが
合いにくくなって起こる。そこで、角膜(黒目)の中にピンホール効果を持つ穴の開いたアキ
ュフォーカス・リング(直径3・8ミリ)を手術で埋め込む。穴の直径は1・6ミリで、厚さ
は一般的な紙の約10分の1。「度が進んでも老眼鏡のように買い替える必要もない。いやに
なったら取り外せる」と坪田教授。
 このほか、老眼では近年、熱で角膜周辺のカーブを調整する「コンダクティブ・ケラトプラ
スティ」▽角膜が遠近両用メガネと同じ効果を持つようレーザーで形作る「老眼レーシック」
▽左右の目で、近くを見る目と遠くを見る目を使い分けるようにする「モノビジョン・レーシ
ック」-といった精密さを要する治療が可能という。
 ■健康な部分を残す
 角膜が濁ったり傷付いたりした場合や、角膜が眼圧で突出する「円錐(えんすい)角膜」が
進行すると、角膜移植の必要が生じる。
 角膜を丸ごと移植するのではなく、健康な部分をなるべく残す「パーツ移植」が可能になっ
てきた。坪田教授は「拒絶反応や手術後の乱視が軽減できる」と話す。また、紫外線照射(し
ょうしゃ)で角膜を固くして円錐角膜の進行を遅らせるといった方法もあり、移植しなくても
済むケースが増えているという。
 角膜にレーザーを当てて視力を矯正する「レーシック」をめぐっては東京都中央区の眼科
(閉鎖)の集団感染が問題化したが、坪田教授は「眼科専門医でない医師があまりにずさん
な衛生管理のために起こした。レーシックは危険というイメージを招いてしまったが、NA
SA(米航空宇宙局)が宇宙飛行士の手術を認めているし、私も自分の子供にプレゼントし
た」と安全性を強調する。~以下省略~
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100803-00000089-san-soci
(ヤフーニュースより引用)


医学の進歩は当然ながら、眼科の領域でも進んでいて、一昔まえでは考えられなかったような
革新的な技術も登場してきている。


上の記事の老眼の針穴効果を使った視力回復なども、原理は単純らしいが、効果が高く、後の
ケアも楽な方法だ。何かと話題のレーシックも老眼用のものが登場している。


実は、私の兄がつい一昨日他県で自転車のツーリング途中に転倒し、左目あたりを強打、その際視力が全く
なくなってしまったが、他県で収容された病院では目の奥の骨が骨折し失明の危険もあるとされ
たが、地元の群馬大学の眼科へ移って受診したところ、骨折などはなく、ただ視神経が炎症に
よって圧迫されているだけとわかり、ステロイド剤の点滴で快方に向かっている。


目の病気については、群馬大学の眼科は全国的レベルでも優秀だということで、目でお困りの
人は一つの選択しとして覚えておかれるとよいかと思う。



テレ朝「みんなの家庭の医学」で特集したアキュフォーカス&レーシックに関する記事はこちら


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私の母はもうすぐ80歳になる。体も頭も健康で、介護保険の世話にもなっていないが、やがて
いつかは老化も進む。


そこで気になるのが認知症の問題。


認知症については、社会の理解も進み、医学的にもさまざまな研究がされてきているが、どうも
患っている人の数が多すぎる気もする。


家庭で過ごしている高齢者の中には、たとえば耳が遠く家族の言っていることがよく聞き取れな
い、高齢のため動作が極端に遅くなったというだけで、認知症扱いされている人もいるように
感じる。


認知症にも当然グレーゾーンがあるわけで、認知症になりかけの人、割と軽い認知症の人の
場合は、普段の生活習慣をキチンとすることで、脳の働きや行動力が改善される場合がある
ということだ。


この点について、読売新聞のくらし欄(7月8日)に記事があった。


それは、認知症になった人でも普段の水分摂取をキチンと摂ることで、症状が改善する場合が
あるということ。


普通成人では1日に1,500cc程度の水分摂取が推奨されているが、老人の場合は喉の渇き
などを感じにくくなっているため、自分に水分が不足しているのかどうかわかりにくくなって
いる。


そのため場合によっては脱水状態になっていることもある。そうすると、全身の機能が低下し、
頭がぼうっとなり、ひどくなると意識障害も起こす可能性がある。


新聞記事の例では、自宅内での転落事故後に認知症の症状が進んだ93歳の女性が短期で老人
保健施設に入所後、1日あたりの水分摂取量をチェックし、キチンと水分補給をするようにし
たところ、3ヶ月後には症状が改善し、自宅に戻れた、という。


十分な水分補給を行うことで、認知症の進行を防止、予防できるという例だ。


高齢者の場合、水分摂取は1日に1,300ccでも大丈夫なようで、この点の改善に取り組むと
だいたい3ヶ月くらいで認知症の症状の改善が見られる場合が多いようだ。


水分摂取といっても、ただ水を飲むのでは難しいので、好きな飲料を中心にしてデザートなど
にも水分の多いものを選ぶなど工夫する必要もある。


水分をちゃんと摂るという生活習慣の改善だけでも認知症の症状は改善する余地があるので、
現在認知症とは無縁の高齢者も、予防の意味で普段の水分摂取には気をつけてはどうだろうか。



◆関連記事: 「ためしてガッテン」、介護新技で認知症の症状が劇的に改善

◆関連記事:認知症の初期症状で進行を防止する方法

◆関連記事:NHKスペシャル「認知症を治せ!」、最新の認知症治療

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<唾液でがん検出=80~99%の高精度―膵臓や口腔・慶応大>
6月29日0時51分配信 時事通信
 慶応大先端生命科学研究所は28日、唾液(だえき)で膵臓(すいぞう)がん、乳がん、口腔
(こうくう)がんを検出する方法を開発したと明らかにした。米カリフォルニア大ロサンゼル
ス校との共同研究。それぞれ99%、95%、80%の精度で検出できるという。
 オランダ・アムステルダムで開催中の国際学会で発表した。
 膵臓がん、口腔がんは進行してから見つかることが多く、生存率が低い。マーカーと呼ばれる
生体内の物質でがんを診断する方法があるが、口腔がんに有効なマーカーはまだなく、膵臓がんはあるものの、他の病気でも異常値を示すため識別が難しいという。
 同研究所は、三つのがんの患者と患者以外の計215人の唾液サンプルに含まれる物質を網羅
的に解析。約500種類の物質が検出され、このうち54物質の濃度ががん患者とそれ以外で異なる
ことが分かった。 
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100629-00000007-jij-soci
(ヤフーニュースより引用)


これは画期的な癌の検査法発見のニュースです。


たった3つの癌ですが、それでも90%以上の正確さで癌を診断できるのですから、凄い検査
の方法です。


特に膵臓(すい臓)癌は発見が難しいとされ、CTや腫瘍マーカーなどの検査では見つからない
ことも多いと言われています。検査で見逃され、手遅れになってから発見されたという話は
よく聞きます。


すい臓癌の検査が99%の高確率の正確さで、しかもだ液の分析だけでできるなら、こんな
素晴らしい検査方法はありません。


最近増加傾向にある乳がんも、その検査方法に伴う羞恥心からなかなか検診率が上がらない
とも言われていますから、だ液の検査で95%の正確さで可能なら、それに越したことはない
でしょう。


願わくば、出来るだけ早くこれらすい臓癌や乳がんの検査法が普及し、他の部位の癌でも
だ液で判定できるようになって欲しいものです。


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「<イレッサ>使用で生存期間2倍に 遺伝子変異の肺がん」
6月24日6時0分配信 毎日新聞
 特定の遺伝子が変異した進行性の肺がん患者に、治療薬「イレッサ」(一般名ゲフィチニブ)
を使うと、通常の抗がん剤治療より生存期間が2倍になることが、東北大などの研究チームが実
施した臨床試験で分かった。また、呼吸困難につながる間質性肺炎の副作用も改めて確認。チー
ムは間質性肺炎の既往者を除くことを条件に、新たな治療法として推奨するよう提唱している。
 24日付の米医学誌ニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディシンに発表した。
 08年に日本で肺がんのために死亡したのは6万8847人で、がんの死因で最も多い。うち
約80%が腺がんなどの「非小細胞肺がん」で、細胞のがん化にかかわる遺伝子「EGFR」
の変異が原因とされる。その変異は日本人女性の肺がん患者の3分の2、男性の15%で見つか
っている。
 チームは06年にイレッサの臨床試験に着手。遺伝子変異が見つかった非小細胞がんの患者
230人の半数に最初からイレッサを使い、残る半数は抗がん剤が効かなくなった後にイレッ
サを投与した。
 その結果、最初からイレッサを使った場合の平均生存期間は30.5カ月で、抗がん剤のみ
の13.9カ月と比べ2倍に延命できたことが分かった。抗がん剤後にイレッサを使用した患
者の生存期間は23.6カ月だった。
 一方で、イレッサを最初から使った患者の2.6%で間質性肺炎の重い副作用が発生し、う
ち1人が死亡した。また、遺伝子変異がない場合に投与すると症状悪化の傾向がみられた。
【山田大輔】
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100624-00000013-mai-soci
(ヤフーニュースより引用)


これは、女性の肺がん患者で遺伝子性の癌を患っている人に朗報のニュースだ。


この肺がんの治療薬「イレッサ」は、すでに臨床で使われているので、希望すればすぐにでも
使えるのではないだろうか。


「イレッサ」とは、抗がん剤のように癌細胞を殺すのではなく、癌(腫瘍)の何かの成長因子受容体
の働きを阻害し、腫瘍組織の増殖能を低下させる作用の治療薬らしい。


今回の臨床試験での平均生存期間が30ヶ月というのは、3年近い延命なので、この治療薬の
効果は非常に大きく、患者さんには勇気を与えるだろう。


癌の治療も、先進医療など最先端の技術でなくとも、治療薬の使い方でかなりよい効果が期待
できる場合もあるということで、患者としてはそういう情報の収集が非常に重要だということ
だと思った。


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私の母は昨年、帯状疱疹を患い、左のわき腹あたりにかなりの痛みを経験した。幸い完全に回復
し、その後痛みが残ることはなかった。


しかし、帯状疱疹(ヘルペス)は、人によって発疹ができている最中から、発疹が消えた後も
強い痛みが残ることがある。


この場合、痛みの治療としては神経ブロック療法も広く行われているが、頑固な帯状疱疹ヘルペス
の場合、神経ブロックではなかなか痛みが治まらない場合もある。


そういう場合の効果的な治療法ついて、新聞記事があった。


それは、『高周波熱凝固法』という治療だ。


これは、痛みの原因となっている神経に針を刺し、高周波電流を流して、神経そのものを焼き固めて
しまう方法。


神経ブロックよりも強力に神経の伝達路を断ってしまうやり方です。


この『高周波熱凝固法』を行った後に、通常の神経ブロックを数回行うと、痛みはかなり回復
するという。


鎮痛効果が高いので、患部の緊張も解け、血流が回復し、治癒が早まると考えられている。


帯状疱疹(ヘルペス)以外にも三叉神経痛(顔の神経痛)の治療にも使われるらしい。保険の
適用もある。


神経への侵襲がもうすこし少ない『高周波パルス法』というものもあるそうだ。


帯状疱疹(ヘルペス)や他の神経痛の痛みで悩んでいる人で、神経ブロック治療で効果が芳しくない
人は一度試して見る価値があると思います。



◆関連記事
あさイチ、帯状疱疹特集②(予防法と最新治療法など)


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