NHKスペシャル「脳卒中・リハビリ革命/脳はよみがえる」、驚異の再生力を引き出す新リハビリ

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9月4日のNHKスペシャルは「脳卒中・リハビリ革命/脳はよみがえる」という特集でした。

脳卒中は279万人もの患者がいる疾患で、一命を取り留めたとしても、後遺症と
して体のマヒが残り、病気の回復後にはつらいリハビリをしなければなりません。

ところが、このリハビリには『6ヶ月の壁』といわれる時間の問題があり、脳卒中発症後
6ヶ月が経つと効果が落ち、マヒは一生残るといわれてきました。

しかし、最先端の脳科学により脳に潜む驚異的な再生力を引き出す新リハビリが開発
され、リハビリの世界で注目されています。

今回のNHKスペシャルは、この脳卒中の新リハビリの状況を報告しました。

番組の進行を務めるのは、元解説委員でご自身も4年前に脳卒中になり、左半身にマヒ
が残る藤田太寅さんです。


まず、「6ヶ月の壁」を過ぎた患者でもドンドン機能回復するリハビリを実践している
病院が紹介されました。

それは、鹿児島県霧島市の鹿児島大学病院・霧島リハビリテーションセンターの
川平教授が行う新リハビリです。

通常のリハビリは、プログラム通りの動作を患者が行うのを療法士などが見守るのが
基本のようですが、川平教授は5年前に独自に開発したリハビリ技術で行います。

それは、脳の”促通効果”というものを利用するリハビリ法です。

脳卒中直後は、脳は壊れた神経伝達回路の代わりになる回路を沢山作ろうと活発に
働きますが、6ヶ月も経過するとその働きは衰えてしまいます。そうなると、手や指など
は動かなくなってしまいます。

川平教授の方法は、手首の場合、手の関節を動かしながら、それに関連する筋肉にも
刺激を与え続けます。そうすると、発症直後にできていた新しい神経回路が再び活性化
し、手首が動かせるようになるのです。この効果を”促通効果”というのだそうです。

この状況を脳波形で見ると、リハビリ前は脳全体が活発な状況のために手首の神経回路
も刺激が散漫な状態ですが、リハビリ後は脳全体は活動は弱まり、手首関連の部分だけが
活性化していました。つまり、手首のところに”促通効果”が確認できたのです。

番組進行の藤田太寅が川平教授に10分間のリハビリをやってもらったところ、左の
人差し指と親指で輪を作れなかったのが、作れるようになり驚いていました。

4年間のリハビリで、どうしても作れなかった輪が、わずか10分のリハビリでできる
ようになったのです。

番組では、霧島リハビリテーションセンターに新たにリハビリのために2ヶ月間入院
した左半身マヒの高齢の男性を追跡取材しました。脳卒中発症後2年経過し、リハビリを
続けていましたが、左手首は回らず、茶碗を口に運べない状態でした。

入院時は手の動きのテストで、100点満点中わずか10点でした。

それが入院1ヶ月後には、左手でコップを持ち水を飲む動作が軽々と行えるように
なりました。

さらに2ヶ月後の退院時には、テストで64点となり、日常生活でほぼ困らないレベル
にまで回復していました。


進行役のの藤田太寅さんは、「(脳神経は)壊れたらダメだという時代から、何とか
なりそうだという時代になりつつある」と言っていました。


しかし、川平教授のリハビリ方法も非常に重たいマヒや長期間のマヒの患者には効果
を発揮しづらい欠点があります。

この点で、理化学研究所の基礎研究の”脳波を取り出して、その通りにロボットアーム
を動かす”技術をリハビリに応用する試みが注目されています。

これは脳と機械をつなぐ最新技術のリハビリで、「BMI」と呼ばれています。

番組では慶応大学病院でこの「BMI」式のリハビリ治療を受けた男性が紹介されました。

49歳で6年前に脳卒中を発症、重度のマヒが左半身に残りました。左手は固くなった
ままほとんど動きません。

この「BMI」のリハビリは、指の場合、指を動かす機械に指を固定します。そして指
を動かすイメージをして、脳が正しい脳波を出した場合にのみ機械が指を動かします。
これを繰り返し、脳神経の指の動作に関連する衰えた部分を活性化させます。
次に別の機械を使って、脳と指との間の神経の信号を増幅させるリハビリを行います。

これでこの男性は、自力で指を動かせるようになっていき、やがてはドアノブもつかんで、
離せるようにまでなりました。

この「BMI」のリハビリは、まだ研究段階ですが、脳波を検知して脳に正しい信号
を送ることを思い出させる技術として、近い将来には実際のリハビリに応用できる
と期待されているとのことです。

最後にリハビリに携わる周りの人間の心がけとして、リハビリの際に患者を”ほめる”
ことが回復を早めるのに重要だと指摘していました。

これは”ほめる”と脳内で神経の成長を促すドーパミンという物質を多く発生させる
からだそうです。

ほめるコツは、
・具体的にほめる(テストの点数が上がった時など)
・すかさずほめる
ということです。


脳の再生力の強さが解明されつつあり、身体の機能はいつからでも取り戻せるように
なる、と藤田太寅さんは締めくくっていました。



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